論客商売 経営者の迷いを断つ。無害流論客 塩谷隆一

利益を出して

2016.03.24

利益の低迷にお悩みの社長さんに、有効なアドバイスがひとつあります。
経理担当者か税理士さんに〝利益を出して〟と言ってみましょう。
出来れば、利益の重要性を説くか、経営判断を明確に示して下さい。
企業にとって利益の重要性は本論で解説しますが、多くの場合、内部の人間には理解されていません。

経理担当者は、法人税を極小化するため、利益の圧縮に努めます。
・役員報酬を上げる。
所得税があるで節税にはなりませんが、役員への利益誘導はありがちです。
・設備投資を勧める。
必然性のない設備投資は、有効性に問題のあることがほとんどです。
・人件費を上げる。
中小企業では、労働意欲を高める直接的な手段なので、緩みがちです。
財務対策として抑制する方が一般的ですが、どちらも問題です。

財務的には、利益が確定した後に圧縮することは困難なので、利益が予想に届かないと利益圧縮が行きすぎることもあります。利益予想20%で調整目標10%を設定すると、10%の下振れで利益を計上できないのです。総合的には、20%の利益が出れば相応の納税をするとして、10%の利益を計上するのが最善になります。

それでも利益が出ないなら、御社の経営が事業目標に適合してないのです。

Category: コラム, 塩谷研究室

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